RSウイルス感染症

     

    ・RSウイルスは、乳幼児の気道感染症の原因ウイルスの一つです。

  ・RSウイルスは主に飛沫を介して(時に接触により)気道に感染し、2-5日の潜伏期間の後、発熱、咳、鼻水で発症します。

  ・2歳までに初感染をうけますが、初感染では細気管支炎や肺炎になることがあります(ぜーぜーして多呼吸で、呼吸が苦しそう)。

  ・特に6カ月未満の乳児(なかでも未熟児)では細気管支炎、肺炎を発症して重症化し、入院が必要なことも珍しくありません。

   ・日本では10月ごろより流行が始まり、5月頃まで続きます。  一度感染しても十分な免疫は得られず、何回か発症しますが、感染のたびに症状は軽くなります。