気管支喘息

*発作を早く見つける

  喘息発作が軽いうちに気づいて、早めに治療を始めれば早く楽になります.

*忍耐強く

  喘息とは長いおつきあいです発作が続いてもがっかりせず、発作がしばらくなくても油断せず、根気よく治療していきましょう.  

*喘息を起こさない体をつくる.

  発作の予防をしたり体を鍛えることも大切です.指示されたとうり定期的に受診して先生の指導を受けましょう.

・適切な治療を根気よく続けていけば、小児喘息の大半は、遅くとも中学に入る頃までには治ります.その場限りで治療をすませていると、いつまでも治りません.またお母さんが自分の判断で薬をやめたり、いろんな薬をやたらに飲ませていては、治らないどころか、副作用が出ることもあります.希望を持って根気よくがんばりましょう.

*喘息発作が起こったら

  {軽い発作の時}

      ・水を十分とって痰を出すようにしましょう.

      ・あわてず、ゆっくり腹式呼吸をしましょう.

   ・薬を服用しましょう.

  {それでもおさまらない時}

   ・先生に連絡をとって下さい.

   ・あまり我慢をすると、発作がなかなかおさまらなくなります.

  {くすりでおさまっても}

   ・次の日もまた発作が起こったら、必ず受診しましょう.                        

*日常生活で気をつけること:空気の汚れない暖房、部屋のほこりがまいあがらない 暖房にしましょう.のどや鼻の刺激になるものは避けましょう.たとえば、たばこ、花火、防虫剤、接着剤など.   

*ペット:犬や猫の毛、鳥の羽毛などはアレルギーの原因となることがあります.すでに買っているなら、せめて家に入れないようにしましょう.これから買おうとしている場合は、あきらめましょう.